昨日の午後クラス。インファントマッサージ教室、3回目。
1カ月半から始めたインファントマッサージ。1カ月が経ちました。
ママは毎日、マッサージしていいとき(ぼ~んやりしているとき)をみつけて、マッサージをコツコツ、続けて。パパもちょうどできる時間にいればマッサージ。
1対1で向き合って触れ合うコミュニケーション。赤ちゃんペースを大事に♡
お話をお聞きして、赤ちゃんのことを愛おしく思うご両親のお気持ちがすごく伝わってきて、ほっこりです(*^_^*)
2か月半の赤ちゃん先生。マッサージを通してできるようになっていて、今日もリラックスがとても上手で、集中力もすごいなぁ~と見とれてしまいました。
オキシトシン効果を感じますね。
3回目は、ママとジェントルムーブメント(赤ちゃんの軽い動き)と背中のマッサージ実践。足から顔までの復習はパパと。
苦手なところもないそうで、今は拳を眺めてなめてがブームだそうです。成長していく姿もかわいいですね(^^♪
触れ合いで、自分のことを大好きに大事に!愛情いっぱい触れてくれるパパ・ママのことをもっと大好きになりますね(*^_^*)
お腹の張りもだいぶふわふわに。
足の動きも元気いっぱい。
おっぱいですくすく大きく成長。
これも、きっと「触覚」への刺激が心理、生理、発達に影響を及ぼしているのでしょうね。
[「皮膚感覚と人間のこころ」著者:傳田光洋 新潮選書 より]
人類は120万年前、体毛を失い裸になったと考えられています。
人類がコミュニケーション手段の中心である言語を持つようになったのは早くても20万年前だとされています。
毛づくろいしあう体毛を失い、現生人類のような言語を持つまでの100万年の間、私たちの祖先はどのようなコミュニケーションの手段を持っていたのでしょうか。
人間は毛づくろいの代わりに、おしゃべり、とりわけ人の噂話などを行って、社会性を維持しているといいます。
100万年の間、人間の祖先は毛づくろいもできず、おしゃべりもできなかったのです。
身振り手振りがコミュニケーションの手段であった可能性はあります。
欧米では人に会った時、挨拶にまず握手をします。 抱擁し、頬をすり合わせることさえあります。これは遠い昔、皮膚感覚を通じてコミュニケーションしていた名残ではないでしょうか。
言葉を駆使できるようになるまで、人間は触れ合うことによって相手の気分や意識を察していたのかもしれません。
人類は、言語を獲得し、さらには文字を発明して、私たちは皮膚感覚の存在を忘れてしまっているようにも思えます。しかし、皮膚への刺激は、私たちの心や生理状態に少なからぬ影響をおよぼしていると考えられるのです。
お教室では、赤ちゃん先生から、なるほどね!そうなのかな??と考えさせられ、教えてもらっています。
赤ちゃん先生、ありがとうね!(^^)!
皮膚感覚は、触る、触られる、温度(熱い、冷たい)の感覚だけではなく、色や音などにも反応している可能性など、人間の心・身体に及ぼす影響をもっと知りたいと思いました。
「インファントマッサージ」「触育」を通じて、生後間もない時期からの触れ合いがどれだけ重要なことなのかを、少しでも多くの親子の皆様にお伝えしていきたいと思います。
ブログ:初回 2014.9.6 2回目 9.21