午後クラス。MISP教室、4回目。
保育園の帰りにママとプライベートレッスン。
お家では、インファントマッサージ、MISPのマッサージが活用できているそうです。
お兄ちゃんは、インファントマッサージの足のマッサージが大好きで、オイルを持ってきて「やって!」といってきてくれるそうです。もちろん、ママは時間を作って満足するまでマッサージしてあげます。
MISPのマッサージでは、好きなマッサージをリクエストしてくる時はそのマッサージをやってあげているそうです。
赤ちゃんの頃は、大好きなママに自分から触りにいけない、だからママから「マッサージしていいですか?」をして、YESサインならインファントマッサージを活用して、ママから触ってあげます。
泣いたら(泣き=言葉)抱っこも、ママに触れていたいサインのひとつなのかもしれませんね。ぴったりくっついて、オキシトシン出したいのでしょうね。
大きくなって、「ママ、マッサージして」といってくるまではママからいっぱい触ってあげたいですね。
今日は4回目。
総復習でした。「マッサージしていいですか?」はしっかり目をみつめて、子供だけに聞こえる小さな声で。とてもうれしそうに「いいですよ」もママにだけ聞こえる優しい声。
そのまま静かな空間で、背中の手を当ててめがねのマッサージから。
とんぼのめがねは~♪ ママのお歌でスタート。
きもちいい?と聞きながら。椅子に座りながらもママを見たくて時々振り向いてにこにこ笑顔に(^^)
マッサージストロークの手の動かし方も修正しながら、ママは子供から手をはなさず、マッサージを進めていきます。
そして、椅子から降りたりおもちゃで遊ぶ休憩もなしで集中して、最後までマッサージできました!5分もないくらいの短い時間でしたが、とても濃密な触れ合いの時間となりました。
参考文献: [脳はだっこで育つ。] 著者 山口 創
親子にうれしいオキシトシンの五大効果!
人と人との結びつきを強めることから「愛情ホルモン」と呼ばれている脳内物質のオキシトシン。
陣痛促進や母乳分泌とは別の働きがあり、人と親密な関係を築いたり、愛情を深めたり、信頼を基礎とするあらゆる関係に影響するホルモン。
オキシトシンは、温かいスキンシップをすると、脳内で作られ増えます。
スキンシップをする人、される人、どちらにも。
こころがやすらぎ、幸福感や愛情も深まり、人との絆を強める働きをしてくれます。
① 親子の愛着関係を深める
オキシトシンは、母子関係の愛着の絆を深めるうえで大きく影響する物質。愛情込めて優しくみつめ、話しかけながら授乳したり、触れているとき、母からも子供からも、オキシトシン分泌UPしているのです。
② ストレスに強くなる
触れられることでオキシトシンが分泌されると、ストレスを減らす効果がある。オキシトシンにはストレスホルモンの血中濃度を低下させるだけでなく、心拍数や血圧を低下させたり、不安や恐怖を和らげてやすらぎの感情を高める働きもある。
③ セロトニンを活性化させる
オキシトシンはセロトニンが活発に働くようにしてくれる。
セロトニンも心にやすらぎや満足感などを感じさせる脳内物質であり、「幸せホルモン」と呼ばれている。
心のバランスを安定的に保つほかに、自律神経に作用して、交感神経と副交感神経のバランスを適度に保ってくれます。
オキシトシンの影響を受けると、心と体の両方に関わっているセロトニンが出やすい脳になる。幼少期の触れあいは、子供の脳自体を変えてくれるのです。
④ 記憶力がよくなり学習効果が高まる
オキシトシンによって、心身がリラックスすると目の前のことに集中できるようになる。その結果、記憶力もよくなり、学習の促進にもつながっていくでしょう。うれしいことですね。
⑤ 体の成長をうながす
愛情込めた優しい触れあい、マッサージによるオキシトシンの分泌が成長ホルモンの分泌を促してくれる。
血圧や心拍数の低下、痛みの感覚の減少など健康面に良い効果がある。
子供の成長とともに、子供のために子供に良いことをしたくて、いろんなことにチャレンジしたり、勉強したり、体験したりされていくことでしょう。
そこにこれまで続けてきた、愛情込めて触れることは幸せの根っことしてずっと築かれていきます。
子供の気持ちを尊重して触れ合うことをこれからもずっとずっと続けてあげましょう。子供に触れることと同時に子供がママに触れてあげています。ママにもたくさんのオキシトシンが増えるように。
マッサージのあとは、必ず「マッサージさせてくれてありがとう」と抱きしめてあげましょう。大好きなママをぎゅーっと抱きしめてくれますよ♡
お教室修了後は、「おさらい」があります。
いつでもご予約ください。お待ちしております。