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2013.1.19
皮膚は第二の脳

ママお気に入りの服
先日、助産師としてBSケア発展セミナーの特別講演に行ってきました。母乳育児支援をされている助産師がほとんど。母乳外来、病棟、開業の助産師がおっぱいケアの技術を磨き、母子に寄り添うBSケアのため、仲間と様々な角度から学習を深めたり、自身の関わり方を振り返ったりできる場になっているようでした。テーマは「自然治癒力と教育の原点」 様々な場所で母子に寄り添いながら子育て支援をされていて、学ぶことや考えることが充実した時間となりました。
たくさんのお話の中から、ひとつ。

[引用]
私たちのかけがえのない生命は受精から始まります。受精から16日経つと、外胚葉・中胚葉・内胚葉という三層の構造がつくられ、その外胚葉はさらに分化して脳・脊髄をつくり、表面に眼・鼻・口・耳を、そして皮膚の表皮をつくります。このように神経の中枢(脳・脊髄)と感覚器と皮膚は故郷が同じで、皮膚は第2の脳といえます。


インファントマッサージでは、この第2の脳に直接刺激をしていきます。
子どもは親の手から皮膚感覚(触覚)が豊かに育まれ、心が豊かに育まれ、そして頭脳の発達へと成長していきます。
外側に向かって進化していく大脳新皮質は、人間の発達した部分(合理的、倫理的、理性、判断、学習など)です。その最も外側にあるのが皮膚です。皮膚は感じる組織であり、考える組織でもあると。
赤ちゃんのときから、触覚を育むことの重要性を改めて実感しました。

写真の赤ちゃんは、ママからの愛情込めたマッサージを全身の皮膚で感じ考え、ママのぬくもりに包まれた抱っこでスヤスヤに(-_-)zzz
寝ているときの赤ちゃんの脳は活発です。良い触れ合い・良いタッチは直接中枢へと伝わり、脳に良い刺激を与えます。赤ちゃんの脳には愛された大切にされた優しいママのぬくもりがメモリーされているようです。そんな記憶をたくさん残してあげたいですね。そして、その記憶がママやパパ、きょうだい、お友達などに思いやりの気持ちを持って接することにつながっていくのでしょう。

お教室にお出かけの赤ちゃん。みんなかわいいお洋服でいらしてくださいます。ママの今だから楽しめることのひとつですものね。写真の赤ちゃんは袴風のロンパース。お正月のお出かけって感じがとってもいいですね。かわいい♡大好きだよ♡ たのしいね♪ を赤ちゃんと一緒にいっぱいお過ごしください。インファントを選んでくださった皆様、お待ちしております(*^_^*)

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