3回目のインファントマッサージ教室。
お友だちと一緒に受講です。
インファントマッサージ教室でのグループレッスンは、少人数制。
インストラクターが、一組一組の親子の様子に目が届くように、声がかけられるようにするためです。
進め方は、マッサージしていい時が準備できている親子がいればその親子に合わせて進めていきます。泣いて抱っこ、おっぱいの赤ちゃんは今してほしいことにママにしっかりこたえてもらって、マッサージしていいときになったら、途中から一緒にマッサージを始めてもらっています。
今回もスタートが一緒ではありませんでした。
ニコニコと準備OKの赤ちゃん先生から先にスタート。
もう1人の赤ちゃん先生はおっぱいして落ち着いてから、合流です。
赤ちゃん先生ペースを大事にしてくれるママ。
焦ることも急ぐこともなく、赤ちゃん先生の気持ちを大事にマッサージ。
どちらの赤ちゃん先生も、始めてからは穏やかに最後までゆったりと落ち着いて楽しくマッサージをさせてくれました。
3回目は復習も含めて、すべてのマッサージ実践になります。
時間もそれだけ長くなります。でも、おうちでの復習も頑張ってくれているので、それだけ集中力もすごいです。成長していますね。嬉しいですね。
慈愛に満ちた触れ合い(インファントマッサージ)、愛情込めた優しいふれあいは、オキシトシンの分泌を高めてくれます。
このオキシトシンが分泌されると、優しい気持ち、思いやりの心が育ち、リラックス効果、集中力を高める効果が出てくるといわれています。
このオキシトシンの分泌、オキシトシンと結びつく受容体の数がもっとも増える時期が1歳半くらいまでといわれています。
インファントマッサージは、1歳未満の赤ちゃんプログラムです。
この時期だから、この時期までに伝えていきたい親子の触れ合いの大切さがあると改めて思います。
幼いころにどれくらい愛情深く世話をされて、抱っこやスキンシップをされたかで、オキシトシンの働きが良いか悪いかがあるといいます。
記憶に残らない1~2歳の体験はそのまま脳に記憶され、基本的安心感が形つくられる。大切にされた、愛されたという記憶をたくさん残してあげることで、自分や世の中を信じることができて、誰かが助けてくれると、未来を信じることもできるようになれるのでしょう。保育園や親戚に預けても、やっぱり「ママ」。母親に愛着を示します。安定した愛着が育まれてこそです。
「子供が可愛くてたまらない。泣き声さえ愛おしくてたまらない。」
インファントマッサージ教室が2回、3回と続くと、お母さまたちからよくよく聞かれるフレーズです。これも、愛着システムに欠かせないオキシトシンの影響です。
陣痛を起こしてくれるオキシトシン、
おっぱいの射乳反射を起こしてくれるオキシトシン。
授乳での肌と肌との触れ合いやコミュニケーションから。
インファントマッサージでは慈愛に満ちた触れ合いをすることからあふれ出すオキシトシンです。
インファントマッサージの総合的効果のお話のなかでも注目するホルモンです。
子供と向き合うとき、家族と過ごすとき、オキシトシンの働きのすごさを意識してみつめてみるのもいいかもしれませんね。
いよいよ総復習ですね。
それぞれの赤ちゃん先生のペースを大事に楽しいインファントマッサージしましょう!
親子の絆を深めましょう!