今日の午前クラス。
インファントマッサージ教室3回目。
2回目のお教室から2週間ぶりのお教室でした。お母さまの風邪もすっかり良くなって、赤ちゃん先生も笑顔いっぱい、ごきげんさん。
今日もインファントマッサージ楽しみましょうね♪
インファントマッサージ教室では4回コースのなかで予約の日程通りにならないこともあります。赤ちゃんやお母さまの体調不良のときなど日程変更をして総復習、修了が迎えられるように調整していきます。出来る限りお母さまのご希望に沿って無理のない日程で進めております。
3回目のマッサージストローク前の「触育のお話」は、「代償行為」です。
親が子供の言いたいことを分かっているのは何%ですか? の問いから。
半分も分かってないんだろうな。。
実は、とってもとっても小さい数字でなんですよ。
(お教室受講されたお母さまはご存じですね。)
代償行為とは、わかってあげようと努力すること。
赤ちゃん先生の泣き、表情、動き、赤ちゃんが全身でママに伝えようとしていることを何を言いたいのかな?と考えてあげることがとっても大事なのです。
3回目は、ジェントルムーブメント、背中のマッサージの実践。
足から顔までの復習。
新しく実践するところからだけど、全身、全部のストロークの実践になります。
赤ちゃん先生とのコミュニケーション、サインの理解をインファントマッサージ。
代償行為を意識して、触れ合いながら学ぶ3回目のお教室です。
「マッサージしてもいいですか?」から。
赤ちゃんもママの「マッサージしてもいいですか?」を待ってました!という表情。
会話ができるくらいの年齢でのマッサージになると、「ママ、マッサージしていいですか? 忘れてるよ!」って言われちゃうママのお話を聞くことがあります。
許可を得るというこの「マッサージしていいですか?」は、尊重することされることの大切さ、相手を思いやる心を育て、これからの子育て、自立にとって基本的信頼感を築くことにつながるでしょう。
今日も、穏やかに心を落ち着かせて、ストロークスタートです!
ジェントルムーブメントでは、始めは腕や脚を伸ばしづらい緊張があったけれど、繰り返すうちに気持ちよさそうにのびのび~と伸ばしてリラックスも上手に。
ママに動かしてもらって、スッキリ気持ち良さそうです!
背中のマッサージ。腹ばいになってニッコリ。背中から足の先までママの手のひらいっぱいでマッサージです。うっとりな表情がうらやましくなるほど(^-^)
足から始まって、背中のストロークが最後になるインファントマッサージプログラム。
背中は足の次に触ってもらってここち良いと感じる部位です。
そして、足から顔まで総復習。
ひとつひとつ丁寧に、アイコンタクトでにっこり微笑んで。表情や声、しぐさにママは赤ちゃん先生の言いたいことを考えてあげます。
マッサージにも慣れて、マッサージも覚えて、赤ちゃんのペースのあったかい触れ合いの時間を過ごしましたね。楽しかったですね♪
[母という病] 著者:岡田尊司 より抜粋。
安定した愛着を育むには、
たっぷりとしたスキンシップで、子どもの安全感を守るということが第一だ。安心を与えてくれる人に子どもは愛着し、絆が形成されるからだ。そのためには、母親がそばにいることがまず前提条件になる。子どもが困ったとき、助けを必要とするとき、すぐ飛んできて、手を差し伸べてくれるということが子どもの安心感と信頼感を育む上で基本中の基本だと言える。
最近の研究によると、日本人などのアジア系の子どもでは白人の子どもなどに比べて、不安の強い遺伝子タイプの持ち主が多く、母親のかかわりの影響を欧米人以上に受けやすいことがわかってきた。愛情不足に敏感タイプで親の影響を引きずりやすい。日本人などのアジア人種は3分の2が敏感タイプ。
ある意味、日本的な甘えは、傷つきやすさを守るために必要なものだったのだ。
欧米でさえ、愛着障害を抱えた人が増え続けている現代、インファントマッサージもアメリカの看護師ヴィマラが考案して世界に広めている。
昔からの、抱っこ、おんぶ、添い寝、いっぱいいっぱいしてあげましょう。
そこには、インファントマッサージにもある、親子の肌と肌の触れ合い、コミュニケーション、スキンシップがギュッと詰まっています。
赤ちゃんの泣き、しぐさには、伝えたいことがちゃんとあります。
代償行為を意識しての育児してあげましょう。
BSケアでの場面より。
最近、赤ちゃんがおっぱいを強く吸ったり、ひっぱったり、ウンウンいったりと落ち着かない吸い方をする、1時間おきとかすぐに欲しがるなど授乳に変化が出たとき、
そのほとんどがおっぱいの異変を教えてくれているサインです。
詰まった腺がある、流れが悪くなっている、味、乳首の硬さなど乳腺炎になる前の現象を。
赤ちゃん先生はすごいんですよ。
BSケアのあとは、ふわふわおっぱいに安心したかのような顔で今までのようにおっぱいを吸ってくれるようになって、気持ちを伝えてくれます。
携帯は持たず、テレビも消して、二人の空間をつくっておっぱいしてあげましょう。
赤ちゃんはママにきちんと気持ちを伝えておっぱいしていますよ。
五感を使って「代償行為」しましょう。